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| 鎌倉広町の森は鎌倉市の南西部・腰越地域に位置し、その緑地面積は約60ヘクタールの広大な緑地を形成し、全国有数の都市緑地を形成しています。 また、自然環境は鎌倉市域の丘陵地の一角を形成し、御所ケ谷、竹ケ谷、室ケ谷の谷戸により複雑に入り組み、急斜地を多く含む地形です。この様な気候・地形から鎌倉広町の森は尾根にはヤマザクラが多く、中には樹齢100年以上になるオオヤマザクラも見られます。春には満開のサクラとコナラの新緑とで山々があわく染められ、訪れる人々を魅了しています。また、広町の森の緑地内には湧き水が数多くあり複数の谷戸が存在し、多様な水辺環境が形成されています。市内では珍しくなった植物のタコノアシをはじめ、ホトケドジョウ、ヘイケボタル、ゲンジボタルなど多くの種が見られます。さらにオオタカの飛翔も確認されており質の高い生態系が維持されています。 鎌倉広町の森の周辺は、鎌倉時代には京都から鎌倉に入る大手(玄関)で、緑地・東側の霊光寺は日蓮霊場のひとつである等、歴史・文化資源が多く点在し、また対象地東北部を含む鎌倉山は、市内でもサクラの名所とされ春は多くの人々が訪れます。この様にこの地区は歴史・文化・観光資源が一体となり古都鎌倉の風致を形成しています。 私達市民は行政と協力して、この様な素晴らしい自然環境を持つ鎌倉広町の森を保守・保全・維持し後世に継承して行く必要があります。 |